○証人(神尾守治君) 今の十五トン十六トンという数字は、これははつきり我々も調査いたしておりませんが、十津川の本流の水量に対しまして現在取ろうといたしまする川原樋川及び廣瀬を通ります天ノ川の水量は、大したものではないということは言えます。ただこれはおかしな言い方でございますが、水の問題になりますと、一般の民間人は非常に神経を高ぶらせるのでありまして、我々の数理的ではなかなか説明しにくい問題もあるかと
○証人(神尾守治君) 和歌山縣といたしましては熊野川水域に対しまして発電水路等の計画は一つもございません。ただ建設省におかれまして総合水利調査計画を立てられまして一昨年からでございますか調査をされておるのでございます。 〔委員長退席、理事原口忠次郎君委員長席に著く〕 この関係で和歌山縣内に直接にありまする今の予定地点といたしましては、熊野川の本流の新宮から上流約十数キロの小鹿のダムというのが